ボクのカケラ

〜それより僕が伝えたいのは

【ASKA】『700番第二巻|第三巻』を読み終えた30年来のファンの雑感

ASKA 『700番 第二巻/第三巻』 発売

 

ASKAは、2017/2/17 『700番 第二巻/第三巻』 単行本を発売した。

ASKA 700番 第二巻|第三巻Amazon

 キャッチコピーは「やっと語れる時が来た」で、

~強制入院、再逮捕、報道の嘘~を語った書籍である。

 

 

 

読む前の心境は…

 

正直ファンとしては読みたくなかった。

しかもNEWアルバムが発売されるタイミングで

読んでしまえば、曲の印象も異なってしまう(かもしれない)

だから『曲は聞くが、告白本は読みたくない。』が,正直な気持ちである。

 

ただ、出たものは気になるもので、

ファンだからこそ、この書籍の様々な批評を目にするのであれば

自分の目でしっかり全て読んで、自分の感想、印象を把握した上で

他社の批評を目にしたい。

 

そして、読んだ。

じっくり読んだ。

 

 

読了、そして雑感

最初に感じたのは、ASKAの文才。

これはブログで公開された『700番 第一巻』でも感じたことだが、

文才が有り、言葉のチョイスが独特なので読んでいると引き込まれる。

いわゆる作家とは異なるASKAらしい言葉を紡いでいるので、

ぐっと引き込まれる。引き込まれた。

 

一つの物語として読める。

もしこれがフィクション、小説として読んでいれば、

とてもおもしろい、というより興味深い作品だったと思う。

 

しかしやはり、

「ハッキング」や「集団ストーカー」などのくだりを読んでいると

胸がキュンと苦しくなる。これを世間やメディアがどう捉えるのかと思うと

やりきれない想いがあふれてくる。

 

それでも読んだ。読み終えて、一息ついた。

 

これをすべて信じるとか信じないではなく、

ASKAが、こう思って、こう考えて、こう動いた・・・

ということは把握できたし、ある程度は理解できた。

人の考えだから、全て自分と同じではないし、世間とも違う。

ただ、これからの動きが、ASKA自身の信念と思いと熟慮の末に

生まれたものということはよくわかった。

 

もっと上手くやってくれとか、

目立たなくていいからコソッと活動してとか、

周りの云うことを聞いてくれとか、

メディアに対抗しなくていいとか、

何もしゃべらないで時間が解決するのを待てとか、、、

 

思うところはいっぱいあったし、

歯痒い思いもいっぱいしてきたけど、

この本を読んで、借り物ではないASKAの言葉で思いを知ることで、

ある程度割り切ることはできそうだ。

 

ファンとして、

結局、嫌いになるとか、ファン辞めるとかではない。

 

この後のASKAの物語を一緒に歩いていこうと思う。

どんな生きざまを見せてくれるのか、

その生き様からどんな歌を、詩を紡ぎ出すのか、

どんな歌声を聴かせてくれるのか、

そのあたりを、ファンとして、

一人の人間として、側にいて見て、感じていきたいと思う。

 

 

 

 

tsuda929.hatenablog.com

 

tsuda929.hatenablog.com