小学2年生を超えたら見せておきたい『植松努さん』のスピーチ
ネット少し話題になっていた動画を小2の息子に見せてみたら
思った以上の高反応で、いろいろ影響を与えてくれた。
その動画とは、2014年7月に札幌で開催された「TED x Sapporo」で
北海道・赤平市にある株式会社植松電機の植松努さんのスピーチ。
まずは動画を見てみてほしい。
20分ぐらいのスピーチですが、引きこまれますよ。↓
お金のかかる夢?!
高級車に乗りたいとか、大きな家に住みたいとか、、、
これってほんとうに夢なのか?!
お金が必要な夢とか、お金がないと無理な夢は実は誰かがしてくれるサービスに過ぎないんだと。これは、待ってるだけなんです。そして自分が出来なければ、出来ないことをしてもらおうということしかありません。ということは生きていくためにどんどんお金がかかってしまうということなんです。
自分の出来ることがあればあるほど、それはしてあげられることが増えるから仕事になるかもしれない。ということは、人間が生きていく上で大事なことは出来なかったことが出来るようになることなのかもしれません。
今できないことができるようになることが大事ということだ。
そのできないことをできるように頑張ることが大事なことだ。
だから、ぜひそんな夢を持ってほしい。せめて小学生のうちは。
「どーせ無理」というおそろしい言葉
小学校に上がって「夢みたいなことを言ってないでテスト勉強しなさい!」と言われました。その夢を否定された担任の先生がよく使っていたのが、
「どーせ無理」という言葉だと。
「どーせ無理」という言葉がおそろしい言葉なんだと思いました。おそろしい言葉なんだと思いました。
これは人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。でもとっても簡単な言葉なんです。これを唱えるだけで何もしなくて済んでしまうから、とっても楽チンになれる恐ろしい言葉でもあるんです。
こんな言葉で未来を諦めさせられてしまった人たちは自信を失ってしまうんです。でも人間は生きてくためにはどうしても自信が必要なんです。
自信がないから、お金で自信を買って、 自慢して、相手を見下して、
他の人ががんばったら困るから努力を邪魔するようになるって言う話は
これまで考えたこともない衝撃的な言葉でした。
誰がどーせ無理って言ったのか?!
宇宙なんて よほど頭が良くないと すごくお金がかかる
などと言って、『どーせ無理』といってたのは誰だ?
野球選手になりたい、サッカー選手になりたい って言って
『どーせ無理』って言ったのは誰だ?
それは、『やったことがない人』 なんです。
皆さんが今日から「どうせ無理」という言葉に出会ってしまった時に「だったらこうしてみたら」と言ってくれたら、ただそれだけでいつかこの「どうせ無理」という言葉が無くなってこの世からいじめも虐待もなくなるんです。
やったことがないことをやってみる
自分たちの自信を取り戻すためいい方法はやったことないことをやってみること
逆上がりでも、跳び箱でも、縄跳びでもいいんです。
でも、たぶん失敗する。
でも、人生はぶっつけ本番だから失敗して当たり前
だから、自分を責めない 凹まない。
成長してるんです。
この辺りは、運動があまり得意ではない我が子には響いていたようです。
この動画を見てからは、できなくて悔し涙を浮かべだしたら
『ただ今成長中』って言ってます。
すると、笑ってまた頑張り出します。
小2の子供に聞いてほしい理由
上手くできなくて、すぐに投げ出す小2の息子には
いい刺激のあるスピーチでした。
小1だったら理解できない部分が多かっただろうが、
小2になって1年間小学校生活を過ごして、大人数の学校で楽しんで、
揉まれて、挫折して、ふざけあって、やり過ぎて、いじめられて、、。
そして、まだほんとうの夢を持てる年齢。
そんな小学2年生にぜひ聞かせてほしい。